永遠の0

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映画「永遠の0」を観てきました。

いい映画って一言で言ってしまいたくないです、わたしは。
だって、何を持っていい映画とするかなんて人によって違うし
そもそもいい映画ってなんなのかわたしはよく分かっていません。

泣きすぎて、頭痛い(笑)
帰って、すすめてくれたお母さんに映画どうだったって話ながら途中で「で…でも、やっぱりでもわたしは納得いかな…ぐうぇ~かなしい~ああ~」みたいななって笑われてた。笑
今も打ちながら目が乾きすぎて痛い。。

映像が、綺麗すぎた。びっくらこいた。
VFXという技術のようです。(知恵袋に書いてた説明:ビジュアルエフェクツの通称です。視覚効果と言われ、撮影した実写映像にあとから一部分CGを付け加えます。例えば「タイタニック」(1997)で、船が沈没するシーンで海に落下する人達は役者ではなくCGで付加されています。)
もうほんとうに綺麗で、映画館の大画面でぜひ見て欲しい。一生見たくない景色ではあるんだけど、この映画はこれがないと絶対成立していないくらい。
すごい技術だと思う。あんなのどうやってやるんだろう。すごく気になる。

わたしは戦争もので、特攻隊、船の上、空、が舞台になっているものを観たことがなく、初めてだった。
戦争を経験したことのない世代は、文面上で(知識としても持っていないかもしれないが)しか知らないことが
このように映像になった瞬間、急に感覚的に迫ってくる事実になる。
戦争を経験した世代が亡くなっていき、もうほとんど戦争体験者がいない状態になってきていると思う。それは自然のこと。
わたしは、なんとなく(テレビで騒がれていることもあるだろうが)、秘密保護法など、日本がまた戦争に向かっているのではと考えてしまうことがよくあるし、今も思ってる。
このタイミングに、この「永遠の0」が公開したことは社会的にも影響力があると思う。いや、あってほしい。


サザンオールスターズ - 蛍 



それから、わたしは特攻隊は敵の部隊に突っ込んでいくというものだとばかり思っていました。
でも違うんですね。敵の船にたどり着けるものなんてほとんど皆無だった。
もうほんとにこんな言葉は使いたくないし、ああ、またつらくなってきちゃうけど、「無駄死に」であって。
もうそれが本当に本当に悲しくて。
当時の政府は日本の未来なんて考えられなかったのか。今しか見れなかったのか。やるせない。やるせない。そんなに命って軽いものなの。そんな風に軽く考えていいものなの。悔しい。本当に悔しいし、戦争がなければ、特攻がなければ日本にはもっと素晴らしい人たちが、誰かの役に立ちたいと思っているような人たちがいて、もっと最高の国にしていただろうと確信する。
そんなに楽に命を扱ってはいけなかった。

新井浩文さん演じる景浦の言葉、
「九死一生なら俺は喜んで戦いにいく、でも特攻は十死零生だ!無駄死にだ!俺は絶対特攻はやらない!」という台詞が印象に残っている。特攻が美化なんてされてないし、そういう論評をする人は全体ばっかり薄っぺらく観ているとしか思えない。(うわ、きつい言い方。笑)
現代に生きる景浦演じる田中泯さんのお芝居も、かっこよかった。最後の、佐伯(春馬くん)とのシーンでまたウワッと泣いてしまった。

お芝居でいうと、すごい部分的なんだけど
上田竜也さん演じる小山が、特攻するのを遮られたときのあの表情がもうすごかった。あのシーン、目の裏にこびりついてる。すごい表情だった。

宮部久蔵(岡田さん)は本当にすごい人で、架空の人物であるけど、本当にこんな人になりたい、こういうふうに成長していきたい、こういうレベルにいきたいと心の底から思った。
操縦技術の天才であり、頭がよくて実力的にすごすぎる人っていうだけでなく、あの時代の「当たり前」を簡単に自分に受け入れずに、自分の感覚、自分の信念を持っていること。時代や社会に決められていないところに尊敬した。
いつも冷静に、惑わされずに、めちゃくちゃいろんなこと考えてる。頭の回転速い。はあ。理想。わたしもああなる。目指したい人物。

人が信念を曲げる、曲げるという言い方はしたくないな、新しいもっと上の考えが自分の中に生まれた時、信念が変わる。それは、ずっと考えていて、悩んで、それを繰り返しているうちにポッと生まれてくるものだと思う。
わたしはどうしても、宮部が特攻に名乗り出たことに納得がいかない。
それは、原作には描かれていないが付け加えられた、一度妻(真央ちゃん)のもとへ帰って、娘と「幸せな日常の一コマ」を送っているシーンを見たからというのが影響しているかもしれない。
こんな毎日が送れたかもしれないのに、自らそのチャンスを捨てたというのは理解できなかった。わたしの考えがまだまだ追いついていないからだっていうのはわかってる。
宮部はほんとうにいい人で、だから、どうしても、こういう心安らぐ幸せな日常を送ってもらいたかったというわたしの勝手な、それでいて切実な願いを持たずにはいられなかったです。
結局は自分ではなく周りの幸せを選んだということなのかもしれない。でも、そんな風に持って行ったその時代の社会、戦争が悪いのであって、でも彼はその戦争の時代に生きて、その中で自分の正しいと思う生き方を(周りの影響から途中で変わりながらも)その時その時に選んでいたんだと思う。

教え子の特攻を見て、空の上で涙を流す宮部久蔵の1シーンは、この劇中で一番フーッと倒れそうになるくらいにダメージを受けた。
岡田くんの目力、すごい。最後のシーン、ずっとテで口を覆って、つらくて悲しくて、でも宮部の顔はそうではなくて、鋭くて、強くて、感情がバンバン叩かれてるみたいな、そんな感覚。


最後に、回想のような部分が入っていて。
それがすごくよかったなって思う。
観てる人がいろんなことをちゃんと思い出させてから帰らすのがいい効果生んでる気がしたなあ。


映画 『永遠の0』 予告編



「どんな苦しいことがあっても生き延びる努力をしろ!」
映画館で観てほしい。お金を出す価値があると思います。

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この記事へのコメント

szk777@i.softbank.jp
2014年02月18日 22:17
しずかっていいますσ(´・ε・`*)おはつですん。☆†кеi †☆さんのブログ好きすぎます☆・゜゜・*:.。.d((o・c_,・o))b ィィジャン・゜゜・*:.。今日は恥ずかしかったけどコメントしちゃいました(*´∀`)b実は最近、☆†кеi †☆さん自 身にも興 味がですね…(w´ω`w)ポォォもしよかったら、仲良くなりたいなってσ(´・ε・`*)連絡くれたら嬉しいな(*^_^*)それじゃ待ってますです(σ^▽^)σ

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